地域医療ニュース

多職種協働による在宅チーム医療を担う
人材育成事業・地域リーダー研修会を開催

2013. 05.24   文/梅方久仁子

まずは顔を合わせて話し合いを

 講演の後、10分間の休憩をはさんで、多職種協働カンファレンスをテーマに2度目のグループワークが行われた。

 まず、多職種連携についてドラマ仕立てのビデオ映像を15分間視聴。ストーリーでよかった点と悪かった点は何か、グループで20分間話し合った後、先のビデオについて解説したまとめのビデオを3分間視聴する。その後に20分間、現実にはどうすればうまくいくかを、グループ内で議論した。

2回目のグループワークは、在宅医療を行っている家庭を題材にしたドラマ映像を見ることから始まった。(クリックすると拡大します)

 議論の終了後、時間の都合から、全部ではなく一部のグループが、それぞれのまとめを発表した。

 ビデオについては、「退院時カンファレンスをもっとしっかりやっておくべき」「薬剤師や歯科医師の協力も必要」などの問題点が指摘される一方で、「顔を合わせて話し合いをするのはよかった」という点では、意見が一致した。また、どうやれば多職種連携を実施できるかについては、「全員集まるのは難しいので、ケアマネジャーがコーディネーターとしてそれぞれの職種と話してはどうか」「まずは飲み会をやって、顔が見える関係を作ろう」といった提案が出された。

 最後に司会の高林氏がこれまでのまとめを行い、在宅医療の人材育成やコミュニティ作りなど千葉大学が行う取り組みを紹介した。そして、「子どもしかるな、来た道だ。年寄り笑うな、行く道だ」という言葉を引用して、自分たちの問題として在宅医療に取り組む必要があると締めくくった。

ビデオに登場した自分の職種について、良かった点、改善すべき点などをまず話し合い、さらに多職種がどう連携・協働できるか具体的な方法を討論した。(クリックすると拡大します)