地域医療ニュース

千葉市で「第10回市民のための糖尿病教室」が開催

2012. 12. 25   文/梅方久仁子

運動習慣づくりや食生活の見直しを支援

 これ以外に、いすみ市では継続的な運動支援も行っている。40歳以上の健診受診者や主治医が承諾した患者を対象に、週2回全44回で、筋力、柔軟性、代謝アップを目的とした「健康体力づくり教室」を開催した。また、40歳以上で腰痛、膝関節痛など整形外科的疾患があり軽い運動が可能な人を対象に、運動指導士による月2回全22回のフィットネス教室を開催。どちらも終了後も継続したいという希望があり、卒業生が自主的なサークルを立ち上げて運動を継続しているという。
 また、糖尿病予防・重症化予防の標語を市民から募集し、健康公開講演会や健康フェアを実施するなど、市民の健康意識を高め情報提供する取り組みも実施している。
 食生活については、市内の全保育園児の保護者で主に家庭で食事を作っている人と、糖尿病患者で同意書をいただいている人を対象に、食生活の実態調査を行った。結果は市で集計し、個別に結果表を返して、食習慣の見直しに役立ててもらったという。食習慣の状態がよくないと思われる糖尿病患者には、必要に応じて保健指導や健康相談を行っている。
 これからも糖尿病教室や健康公開講演会を実施していくといういすみ市。今後の課題として挙げたのは、医療機関と連携して糖尿病重症化を防ぐ支援体制の充実に積極的に取り組むことだという。

いすみ市では「健康体力づくり教室」を行っている
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