その体調不良、もしかして部屋のカビ?

2026.06.16

昨今の気温上昇に伴い、日本の環境は高温多湿に変化しています。特に梅雨時の6月は湿気が増え、換気不足や室内干しなども重なって室内でカビが増えやすい季節となります。また、最近の日本の住宅では、高気密・高断熱化が進み、換気不足による湿気の滞留により室内でもカビが発生・繁殖しやすい環境になっているといえます。食品中のカビ毒とは別に、空気中に広がったカビや胞子を吸い込むことで、健康へ影響を及ぼすことが明らかになっています。

症状

カビによる健康被害には、さまざまな症状があります。

  • 呼吸器症状
    くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、喘息など
  • 皮膚症状
    かゆみ、赤み、湿疹など
  • アレルギー症状
    鼻炎、くしゃみ、目のかゆみ、じんましん、呼吸困難など

予防と対策

カビの予防で最も重要なのは湿度を下げることです。室内湿度は60%以下を目標とし、70%以上が続く状態を避けましょう。湿度計で室内湿度を「見える化」するとよいでしょう。特に壁際・床付近は湿度が高くなりやすいため注意しましょう。

湿度が高い日は、換気に加えて除湿機やエアコンの除湿機能を使うと効果的です。あわせて、サーキュレーターなどで空気を動かすのもよいでしょう。

押し入れやクローゼットは詰め込みすぎを避け、乾燥剤を使用しましょう。

エアコンのフィルター清掃を定期的に行うことで、カビが室内に広がるリスクが下がりますので、使用前に確認しましょう。

まとめ

梅雨時の不調(咳・くしゃみ・かゆみなど)は、室内のカビが関係していることがあります。まずは湿度を60%以下に保つことを軸に、換気・除湿、収納やエアコンの重点対策を行いましょう。対策をしても咳が続く、息苦しい、喘息が悪化する場合は、早めに医療機関を受診してください。※特に喘息の持病がある方は、早めにかかりつけ医へご相談ください。