地域医療ニュース

増田明美さんも講演。
茂原市で脳卒中予防の大切さを訴えるフォーラム開催

2011. 9. 14   文/大森勇輝

 2011(平成23)年6月4日、茂原市民会館において「茂原市長生郡健康フォーラム2011」が開催された。テーマは脳卒中の予防ならびに対処。「知人が脳卒中で倒れたので、心配になって来た」との声も聞かれたように、身近な問題に対する関心は高く、会場にはたくさんの地域住民が詰めかけた。

入院の要因では第1位の危険な病気

上杉謙信は脳卒中が原因で死亡したという説が有力だという

 プログラムは2部構成となっており、第1部では、「脳卒中にならないため」と題して山之内病院副院長の武田將伸先生が講演。古くは戦国武将の上杉謙信の死因が脳卒中だとされ、さらに現在でも上越地方での脳卒中死亡率が高いことから、塩分の過剰摂取などによる高血圧が脳卒中の要因となっていることを指摘した。また、喫煙や過度の飲酒、あるいはいわゆるメタボリック症候群や腎臓病などは、いずれも脳卒中を引き起こす危険因子になるということを説明。脳卒中は死因では第3位ながら入院の要因では第1位となる危険な病気であるため、結論として、バランスのとれた食生活をし、適度な運動をすること、そして何よりストレスをため込まず穏やかな生活を送ることの大切さを訴え、講演を締めくくった。