健康トピックス

2013.12.12

目が疲れたときの予防・対策

目が疲れる原因

目は、使い過ぎたり無理にモノを見ようとすると、周囲の筋肉が疲労したり、ピントを合わせるための機能が低下したりします。パソコンなどを長く見続ける人や、メガネやコンタクトレンズの度が合っていない人、目の調節力が落ちてきた人は、特に目が疲れやすい状態となっています。

目が疲れたときの症状

目が疲れてくると、「目が重い」「ショボショボする」「痛い」「かゆい」「充血する」などの症状が現れます。十分に睡眠をとってもこれらの症状が治らないときは注意が必要です。悪化すると頭痛や肩こり、吐き気などが生じたり、それらの症状がストレスとなってイライラや不安感、集中力がなくなる、寝つきが悪いなど、精神的に不安定になることもあります。

目の疲れをやわらげるには

目が疲れたと感じたら、眼球を上下、左右、右回り、左回りに動かしてみましょう。また、蒸しタオルで目や目の周りを軽く温めるのもよいでしょう。ただし、激しい充血や目の周りが炎症を起こしている時は症状が悪化することもあるので注意してください。

目の疲れが改善しないときは眼科を受診しましょう。

目の疲労を避けるには

メガネやコンタクトレンズの度を合わせる
眼科で正しい視力を検査し、メガネやコンタクトレンズの度を合わせてもらいましょう。老眼が始まっている人は、無理にモノを見ようとして疲労が蓄積している可能性があります。早めに老眼鏡をつくるようにしましょう。
よく眠る
目を休めるには睡眠が一番です。毎日最低6~7時間は睡眠をとり、目を休めましょう。
姿勢に注意
読書やパソコン作業をする時は、机やいすの高さを調整し、背筋を伸ばして座りましょう。
1時間に1回は目を休める
パソコン作業やデスクワーク、勉強などを続ける時は、1時間に1回、10分程度休憩を入れるようにしましょう。
ビタミンA、C、Eを豊富に含んだ食材を摂る
目の健康にはビタミンAやC、Eなどの栄養素に効果があるといわれています。ビタミンAはレバーやうなぎ、Cはいちご、アセロラ、ブロッコリー、Eはかぼちゃなどに豊富に含まれていますので、日頃から積極的に摂るようにしましょう。
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