トピックス:医療情報

日々の暮らしに役立つ医療情報を紹介していきます。

2018年11月06日:しっかりかんでのみ込めていますか?

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私たちは普段意識することなく、食べ物を口に取り込み、のみ込んでいます。しかし、実際のメカニズムは非常に複雑で、口や喉の筋肉などさまざまな部分が一連の流れとして連携することで成り立っています。
次のような原因で物をのみ込みにくくなったり、気道に入り込んでそのまま肺へ入ったりすると肺炎を引き起こすなどの問題が生じます。

原因

  • ●かんだりのみ込んだりする際に使われる筋肉の衰え
  • ●唾液の分泌減少
  • ●かむために必要な歯の本数の減少やトラブル など

こういった原因による肺炎を「誤嚥(ごえん)性肺炎」といいます。これらを予防するためには、日頃から口の周りの筋肉を使う・鍛えることを意識したり、唾液の分泌を促したりすることが重要です。「健口(けんこう)体操」や唾液腺マッサージを行うことで予防できるので、実践してみてください。健口体操のパンフレットは市役所健康増進課窓口(総合福祉保健センター1階)にあります。

鎌ケ谷市医師会

■『広報かまがや(10月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2018年10月02日:免疫について

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「免疫」という言葉をよく耳にすると思います。「免疫」とは細菌やウイルスから体を守っている防御システムです。外部からの細菌等の侵入者に対し免疫細胞はそれを非自己(=敵)と識別し攻撃してくれます。そんな免疫細胞は骨髄や胸腺などで生産されますが特に骨髄では好中球やリンパ球など免疫界のスターが多く生まれ各器官に配属されていきます。中でも免疫細胞が一番多く存在する場所は小腸で、口から始まる胃や腸などの消化器官は常に多くの敵(抗原)にさらされており、強固な防御システムが必要です。中でも食物を最終的に消化吸収する小腸には食物と一緒に敵まで吸収してしまわないように、パイエル板という強力なリンパ組織が形成され、そこに体全体の免疫細胞の50%以上が集合していると言われています。多くの免疫細胞によって見張られ警備は完璧というわけです。腸はただ食物を吸収するだけでなく大変重要な腸能力を持った組織なのです。

鎌ケ谷市医師会

■『広報かまがや(9月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2018年09月05日:突然死のおそれも…心筋梗塞にならないために

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心筋梗塞は突然死の原因のなかでも特に多いことを知っていますか?心筋梗塞は動脈硬化が進行してできた血栓により、血流が止まることで起こります。突然、胸の強烈な痛みが起こり、冷や汗、吐き気を催すこともあります。万一、このような症状になったり、身近な人がこのような症状を訴えたら、命にかかわる症状ですから、迷わずすぐに救急車を呼んでください。

心筋梗塞にならないためには、毎日の生活が大切になってきます。千葉県医師会のウェブサイトに心筋梗塞の予防法についてのコラムがありますので、ご紹介します。

****千葉県医師会「医療トピックス>2018.02.08 「心筋梗塞」について知ろう」より****

◎心筋梗塞の予防法
心筋梗塞にならないためには、動脈硬化の進行を予防することが大切です。血清脂質値や血圧、血糖値をしっかりコントロールすれば、心筋梗塞になりにくいということが、日本を含む世界中の研究から証明されています。そのため、メタボリックシンドロームが疑われる場合は、内臓脂肪減少を中心とした減量をすることが重要です。

心筋梗塞症は過度の疲労や緊張、暴飲暴食、天候の急変などをきっかけに生じることが多いため、それらを避けることが大切です。胸痛があった場合は、すぐに医療機関へ相談しましょう。

主な予防法
  • 禁煙する
  • 塩分・糖分・脂肪分を取り過ぎない
  • バランスのよい食事をとる
  • 適度な運動をする
  • ストレスを避け、規則正しい生活を送る
  • 血縁者に「心筋梗塞」の患者がいれば生活習慣に注意を
  • 高血圧・糖尿病・高脂血症の早期発見を
  • 強い胸痛を感じたらすぐ病院へ

■千葉県医師会「医療トピックス>2018.02.08 「心筋梗塞」について知ろう」より引用
https://www.chiba.med.or.jp/general/topics/medical/medical_57.html

2018年08月06日:食中毒にご用心!

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夏場は食中毒菌が増えやすく、食中毒の発症が多い時期です。次の原則を守り、食中毒予防に取り組みましょう。

食中毒菌を付けない
●調理前、トイレ後、生肉・生魚・生卵を扱った後はよく手を洗う
●調理器具は、すぐに洗って消毒をし、常に清潔な物を使う(生肉・生魚を扱った後は特に注意)

食中毒菌を増やさない
●食材の購入時は、保冷剤を入れた保冷バッグなどを使用し、すぐに持ち帰る
●保存温度は、冷蔵庫を10℃以下、冷凍庫を-15℃以下にする
●調理後は長時間室温に置かない
●食品の解凍は冷蔵庫内か電子レンジで。再冷凍は危険

食中毒菌をやっつける
●食品の加熱の目安は、中心部の温度が75℃で1分間以上。電子レンジの加熱不足に注意し、必要に応じて時々かき混ぜる
※通常の「腐敗」とは違い、臭いや形状に変化がなくても、食中毒菌が繁殖していることがあります。乳幼児や高齢者などは重症化しやすいため、食品の取り扱いに注意が必要です

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(8月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2018年07月04日:甲状腺超音波検査一部費用を助成

photo 子どもたちの健康への不安軽減のために

23年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故による、子どもの健康に対する不安を軽減するために実施します。

対 象 次の全て要件に該当する人。
●平成4年4月2日~24年4月1日に生まれた
●検査日において鎌ケ谷市に住民登録している
●自覚症状がなく、甲状腺疾患で通院中や経過観察中でない
日 時 8月31日(金)13時30分から
場 所 かまがや診療所(東中沢)
定 員 25人(申込先着順)
費 用 3,000円(生活保護世帯・非課税世帯は無料)
その他 受検は1年度に1回

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(7月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2018年06月04日:歯周病と糖尿病の関係

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「歯周病は糖尿病を悪化させる」、「糖尿病が悪化すると歯周病も悪化する」ということが、近年の研究で明らかになってきています。
糖尿病は体の抵抗力が下がり、さまざまな合併症を引き起こす怖い病気です。抵抗力が下がるということは、「細菌に感染しやすい」ということで、歯周病になりやすく、また治りにくくなります。
さらに、糖尿病になると唾液の分泌量が減少して、口腔(こうくう)内の汚れを洗い流す作用が失われることにより、細菌の数が増えるということにつながります。

歯周病も糖尿病も自覚症状が乏しく、気が付きにくい疾患です。気付いたときには手遅れになっていた、ということがないように、日頃からかかりつけ歯科医での健診を受けるようにしましょう。

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(5月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2018年05月02日:計画的に接種しましょう子どもの定期予防接種

次の予防接種は公費負担のため無料で受けることができます。
乳幼児の予防接種関係書類は、生後2カ月になる前の月末に個別通知しています。転入者には、転入時に鎌ヶ谷市役所健康増進課窓口(総合福祉保健センター2階)で配布しています。
なお、全ての定期予防接種は指定医療機関での個別接種です。
【ヒブ(インフルエンザ菌b型)】
対      象: 生後2カ月から5歳未満
接種回数: [初回]27~56日の間隔をおいて3回
[追加]初回3回目の接種終了後、7~13カ月おいて1回
【小児用肺炎球菌】
対      象: 生後2カ月から5歳未満
接種回数: [初回]27日以上の間隔をおいて3回接種
[追加]初回3回目の接種終了後、60日以上おいて1回
【B型肝炎】
対      象: 生後2カ月から1歳未満
接種回数: 27日以上の間隔で2回目を接種。1回目の接種終了後、139日(20週)以上の間隔をおいて3回目を接種
【四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ混合)】
対      象: 生後3カ月から7歳6カ月未満
接種回数: [1期初回]20~56日の間隔をおいて3回
[1期追加]1期3回目の接種終了後、おおむね1年後に1回
【BCG】
対      象: 生後5カ月から1歳未満
※ワクチンの効果や感染予防のため生後5カ月から8カ月未満を推奨
接種回数: 1回
【麻しん風しん混合(MR)】
対      象: [1回目]1歳から2歳未満
[2回目]小学校に入学する前の5・6歳(24年4月2日~25年4月1日生まれ)
接種回数: 2回(なるべく早めに受けましょう)
※2回目の接種期限は31年3月31日
【水痘(水ぼうそう)】
対      象: 水痘にかかったことのない1歳から3歳未満
接種回数: 2回(1回目の接種終了後、6カ月~1年後に2回目)
【日本脳炎】
対      象: [1期]生後6カ月から7歳6カ月未満
[2期]9歳から13歳未満
※9歳の誕生月の前月末(転入者は転入した翌月の月初め)に個別通知
接種回数: [1期初回]6~28日の間隔をおいて2回
[1期追加]1期2回目の接種終了後、おおむね1年後に1回
[2期]1回
※1期を3歳未満で接種する場合は、接種量が異なるため健康増進課へお問い合わせください
【二種混合(ジフテリア・破傷風)】
対      象: 小学校6年生に相当する子ども(18年4月2日~19年4月1日生まれ)
※年度初め(転入者は転入した翌月初め)に個別通知
接種回数: 1回(接種期限は31年3月31日)
【子宮頸がん予防ワクチン(HPV)】
対      象: 14年4月2日~19年4月1日生まれ
接種回数: 3回
※現在接種を積極的にはお勧めしていません。接種を希望する人は健康増進課へお問い合わせください

予防接種ごとに接種に適した時期があります。対象年齢になったら早めに接種しましょう。

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(5月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2018年04月03日:健康寿命を延ばしましょう!

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病気や生活習慣病などによって日常生活が制限されることなく、健康に生活できる期間を「健康寿命」といいます。
「健康寿命」を延ばす次の三つの取り組みで生活習慣病を予防して、健康で自分らしい生活を続けていきましょう!

適度な運動「毎日プラス10分の運動」
1日当たりの適度な歩数の目安は、男性は約9,000歩、女性は約8,000歩ですが、1日の平均歩数は目安より1,000歩足りません。時間にすると10分程度であるため、プラス10分の運動習慣を身に付けましょう。

適切な食生活「毎日プラス一皿の野菜」
野菜は、1日当たり350g食べることが推奨されています。
日本人の平均摂取量は約280gで、あと70g足りません。これは、トマトで半個分、野菜炒めで半皿分の量です。

禁煙「たばこの煙をなくす」
喫煙は、健康や美しさを失うことに繋がります。たばこの煙は非喫煙者にも影響を与え、特に乳幼児への影響が大きいことが分かっています。
未来の自分や、大切な人のために禁煙にチャレンジしましょう。

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(3月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhouh29.html

2018年03月02日:スギ花粉症の薬物治療について

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今年もスギ花粉症の季節がやってきました。症状の出始める時期は花粉症の重症度や飛散する花粉の量によって多少の時差があるものです。
早い人は2月に入るとすぐに鼻のムズムズ感や目のかゆみを自覚するようになります。最近はニュース番組でスギ花粉の飛散時期を予測してくれますので、毎年症状がひどくなる方は飛散する1~2週間前から薬物療法を先行開始するのがおすすめです。
内服薬については以前のものは眠気が出るものもあり、職種によっては服薬が難しいこともありましたが、最近の新薬はこの問題が克服されつつありますので医師に相談してみてください。眠気が少ないということは薬としてより改良されたということであり、効果が薄くなるということではありません。
目薬の使用法ですが、多くの薬剤が1日3~4回の点眼となっていますので、指定された回数を確認し、しっかりと守るようにしましょう。
最新の点眼薬は目に対する刺激も少なく、使用感が良いのでとても使いやすくなっています。点鼻薬は必ずしも即効性が実感できるとは限りませんので、毎日継続することが大切です。

鎌ケ谷市医師会

■『広報かまがや(3月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2018年02月02日:市内で発生した集団過換気について

photo 報道を知って驚かれた市民の方々も多かったと思いますが、昨年の10月27日(金)の午後、市内の小学校で2名の児童が掃除中に咳き込み始め、過呼吸に進展、さらに周囲にいた12名の児童も連鎖的に咳や過呼吸の症状を発症し、病院に救急搬送されるという事例がありました。

発生直後はSNSなどを通し不確かな情報が流れた可能性もあり、同校の保護者の方はさぞ心配されたことと思います。医師会において学校からの報告書、搬送先病院からの診療情報、当該児童のかかりつけ医などからの情報など、客観性の高い情報を収集し検討いたしましたが、集団過換気症候群(集団過呼吸)と判断するのが妥当であると思われます。

このような事例は過去に国内でもいくつか報告されております。
幸い、全員の児童がその日のうちに症状が回復し帰宅することができました。原因については外部からの感覚的刺激(視覚的あるいは心因的)に対する感受性の高さ、それを処理する精神面が未発達であるという、小児に共通する特性が要因の一つではないかと思われます。

鎌ケ谷市医師会


■『広報かまがや(1月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2018年01月09日:加齢による視力低下、白内障かも!?

photo 最近モノが見づらい、視力が落ちたなと感じることはありませんか?
もしかしたらその原因は白内障かもしれません。白内障の原因は加齢といわれており、誰しもが白内障になる可能性があるのです。白内障は手術で治る病気です。
見え方に違和感を覚えたら、そのままにせず眼科を受診しましょう。

千葉県医師会のホームページで、白内障の治療について書かれていますので、ご紹介します。


****千葉県医師会「医療トピックス>2017.01.12 「白内障」の早期発見、治療をしっかり行いましょう」より****

進行した白内障の治療方法は手術しかありません。
手術方法は、眼の中の濁った水晶体を取り除き、人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入します。これにより、透過しなかった光が透過するようになり、視力は回復します。国内では、入院を必要としない日帰り手術が普及しており、手術自体は早ければ約10~15分程度で終了します。
(ほかの疾患や合併症がある場合、手術時間が長くなることがあります。)

■千葉県医師会「医療トピックス>2017.01.12 「白内障」の早期発見、治療をしっかり行いましょう」より引用
https://www.chiba.med.or.jp/general/topics/medical/medical_45.html