国民皆保険制度はなぜ危機的になっていると言われているのか
- 高齢になるに従い、健康を維持するために必要な医療費は、若年者に比べ増加し、高齢人口の増加が必要な総医療費を押し上げています。
- 国民皆保険制度が始まった当時では想像ができないほど、現在少子高齢化が進んでいます。
- 保険料を主に負担する生産年齢人口(15~64歳)は年々減り続け、※高齢化率は23.1%に達しました。
※高齢化率:全人口に対する高齢者(65歳以上)が占める割合
- 医療費は毎年約1兆円ずつ増加していますが、医師の収入が増えているわけではありません。高齢化に伴う医療費の増加、高度な先進医療の導入により、コストそのものが上がっているのです。逆にそれを支える保険料・税金は、若年人口の減少と景気の悪化で伸び悩んでいます。
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